「マージ」の意味と使い方とは?パージとマージの違いなどを解説


マージの意味とは?

マージの意味は、合併する、併合する、結合、組み合わせ、統合などです。

主としてITのジャンルにおいて、いくつかのデータやファイルを決まったルールに従って統合することをいいます。

仕事が多様化・複雑化してくれば、情報の管理量が多くなってきます。

個々にこのような情報を管理していれば、管理するそれぞれの情報で重複する箇所が多くなって、情報を管理する効率が悪くなります。

そのため、データベース上のいくつかのテーブルのレコードを比べて、重複しているレコードを統合したり、いくつかのリストやファイルなどを結合したりするというマージが必要になります。

また、マージは、表計算ソフトでいくつかのシートやセルなどを結合して一つにすることもいいます。

あるいは、変更履歴を管理するバージョン管理システムで新しいソースコードを管理しているプログラムなどにプラスしたりするなどというような作業をしたときに、プログラムにこの作業した結果を反映させることもマージというときがあります。

また、M&Aは企業の合併買収のことですが、M&Aというのは「Merger and Acquisition」を略したもので、「merger」は「merge」(マージ)の名詞で、合併を意味します。

ITジャンルでのマージの意味

ITジャンルでは、ソートと並んで、マージはよく使われます。

マージというのは、データをいくつか結合する処理です。

マージの対象になるのは、正確にいうとデータ以外に、プログラムのソースやデータの塊もあります。

いくつかに分けて管理しているものを一つにすることを、マージといいます。

ITジャンルでのマージとしては、データマージ以外に、いくつかの変更の統合処理をバージョン管理システムで行うものもあります。

また、マージ処理をデータベースで行う命令(コマンド)では、英単語の「merge」自体が使われています。

バージョン管理システム

バージョン管理システムというのは、コンピュータで編集、作成するファイルを変更した履歴を管理するものです。

バージョン管理システムで文書の電子ファイルを管理するときもありますが、一般的にソフトウェアを開発するときにソースコードを管理するときに使います。

バージョン管理システムでのマージというのは、バージョン管理している、いくつかのそれぞれのファイルの変更を統合することです。

違ったコンピュータ上で、ファイルが同時に違った2人の利用者が変更したときにマージが必要になります。

ここでは、バージョン管理システムにおいてマージ処理したファイルを、名簿に具体的に置き直してご紹介します。

名簿がシステムの中にあったとしましょう。

AがAとCの名前を書き直しました。

同時に、BがBとCの住所を書き直しました。

AとBは、同じ名簿に違った修正を行ったことになります。

書き直したのは名前と住所で違うため、バージョン管理システムのマージ機能を使うと、最新バージョンのファイルでは2つの修正が反映されたものが出来上がります。

万一、同じ項目をAとBが修正していたときは、システムとしては、いずれの情報を残すかの見極めができないため、人が見極める必要があります。

ファイルマージ

ファイルマージというのは、いくつかのファイルにわかれているものを一つにまとめることです。

ここでは、学年の名簿を作るケースについてご紹介します。

自分のクラスの名簿を、それぞれのクラスの先生が作ったとします。

表計算ソフトのときは、クラスの数だけ名簿のファイルが作られます。

学年の名簿を作るためには、全部のファイルを統合する必要があります。

データをそれぞれのクラスの名簿のファイルからコピーすることによって、学年の名簿として一つにまとめることができます。

このようにファイルを一つにまとめることが、ファイルマージです。

マージの使い方とは?

マージという言葉は、ITジャンルの仕事をしていればよく耳にするときがあります。

ここでは、マージの使い方についてご紹介します。

例えば、いくつかの人が大量のデータをわけて入力したときは、いくつかのファイルがそれぞれの成果物として集まります。

しかし、一元で大量のデータは管理する必要があるため、いくつかのファイルにわかれていると、管理が複雑で使い勝手も悪くなります。

そのため、ファイルを全てマージするようにと指示されます。

指示されると、全てのファイルのデータを1つのファイルにまとめる、マージという作業を行います。

「全てのファイルをマージする」という意味は、「全てのファイルを一つにまとめる」ということになります。

マージの意味は英語の「merge」と同じですが、日本のIT用語では、「merge」の動詞は名詞のように使われるときがあります。

マージは、基本的に動詞で合併するという意味ですが、IT用語の意味としては合併するあるいは合併になるときがあります。

そのため、この行いを示すときにするをプラスして、マージするという使い方になります。

例文としては、次のようなものがあります。

  • 「全てのファイルをマージする。」

パージとマージの違いとは?

パージ(purge)という言葉がマージ(merge)と一緒に使われます。

パージの意味は、削除、追放、切り離すということがあります。

マージの対義語がパージであり、マージの意味はいくつかのものをまとめて一つにすることですが、パージの意味は必要ないものを切り放すということです。

パージの意味は、これ以外にも必要ないデータやファイルをまとめて削除するなどもあります。

ITや情報工学以外のジャンルでもマージが使われているように、いろいろなジャンルでパージも使われています。

このときの意味も必要ない箇所を切り放すということになるため、例えば、機械を取り扱う職場でパージを使うときは、機械の中に溜まっているゴミなどを除去することを意味します。

ITや情報工学、マーケティングのジャンルでは、セットでパージとマージは使われるときも多くあります。

データベースにわかれているデータを一つにまとめる、つまりマージして、この後に必要ないデータを削除する、つまりパージすることによって、データベースを整理することができます。

そのため、ITや情報工学、マーケティングのジャンルでは、マージ&パージなどといわれるときも多くあります。

マージの類義語とは?

サマリーがマージの類義語になります。

一般的にサマリーの意味は要約になりますが、IT用語としては合計ということもあります。

サマリーは、データ上の数値をトータルするときや多くのデータを集めするときに使います。

サマリー意味は、一つのデータがもともとあって、これを短くまとめることです。

 

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