繁忙期(はんぼうき)の意味とは? 使い方や業界別の繁忙期などを解説


繁忙期(はんぼうき)の意味とは?

繁忙期(はんぼうき)とは、お客さんが多くて仕事が忙しい時期という意味です。

接客する仕事だけではなく、仕事が忙しくなる時期のことを繁忙期といいます。

主として、一年間で仕事が忙しくなる時期のことを繫忙期といいます。

繁忙期の繁の意味は、むやみに多い、ごたごたしているということです。

繁に忙が付いた繁忙は、行うことが多くて忙しいことを表現します。

繁忙に決められた時期、くぎりの日時の意味がある期が付いて、繁忙期の意味としては仕事が忙しい時期ということになります。

繁忙の漢字は煩忙とも書きます。

読み方もはんぼうで、意味も同じになります。

煩は訓読みでわずらわす、わずらう、音読みでボン、ハンとそれぞれ読みます。

煩の意味は、面倒なこと、ごたごたしていてうるさいということです。

煩忙は、多く仕事があってごたごたしている様子を表現します。

繁忙期の使い方とは?

ここでは、繁忙期の使い方についてご紹介します。

繁忙期を迎える、繁忙期を避ける、繁忙期を乗り切る

仕事において、繁忙期は、1年の中で仕事や顧客が多くなる時期です。

主な繁忙期の使い方としては、次のようなものなどがあります。

  • 繁忙期を迎える
  • 繁忙期を避ける
  • 繁忙期を乗り切る
  • 繁忙期が続く
  • 繁忙期が終わる
  • 春の繁忙期

繁忙期を使った例文としては、次のようなものなどがあります。

  • 「自社は繁忙期を迎えて、社員が毎日朝早くから仕事にあたっている。」
  • 「この仕事は時間がかかるため、繁忙期を避けよう。」
  • 「臨時社員を雇って、繁忙期をなんとか乗り切る。」

繁忙を極める

繁忙だけで使うときは、繁忙を極めるが定型句になります。

繁忙を極めるの意味は、非常に忙しいことです。

極めるの意味としては、極点に達した状態になる、この上のないところまで行き着くというようなことがあります。

業界別の繁忙期とは?

ここでは、業界別の繁忙期についてご紹介します。

飲食業界

12月や3月(4月)が、飲食業界の繁忙期になります。

飲食業界としてもカフェや居酒屋などによって違っていますが、忘年会が12月にはあり、歓送迎会が3月(4月)にはあるため、基本的にこの時期は繁忙期になります。

また、お店によっては、12月、3月(4月)以外にも、学生の夏休みやクリスマスなどのイベントによって繁忙期になることがあります。

アパレル業界

イベントのセールや大型連休などのときが、アパレル業界の繁忙期になります。

1年を通じて、お店によっては春や夏のバーゲンなどが開催されており、多くのお客さんがイベントに合わせて集まります。

また、多く夏物を扱っているお店では夏前に、多く冬物を扱っているお店では冬前などが繁忙期になり、お店の特徴に応じて繁忙期は違っています。

IT業界

仕事内容や職種によって、IT業界の繁忙期は違っています。

特定の時期が繁忙期ではなくて、システムの開発の試験期間中や納期の締め日の前の日が繁忙期になります。

また、プロジェクトの予算が少なかったり、期間が短かったりすれば、繁忙期になることがあります。

ホテル業界

大型連休が、ホテル業界の繁忙期になります。

ホテル業界の繁忙期は、まとまって世間の人が休みを取る5月や9月の大型連休、お盆、年末年始などの時期になります。

また、ホテルが立地しているところによっては、お花見などの行楽シーズンや学生の修学旅行シーズンも繁忙期になるようです。

ビジネスホテルのときは、繁忙期は基本的にシティホテルやリゾートホテルと同じですが、大きなイベントが近くで開催されるなどがあれば、ビジネスホテルの料金が安いため利用する人が多くなります。

繁盛期と繁忙期の違いとは?

繁盛の意味は、賑わって非常に栄えることです。

繫盛の使い方としては、「お店が繁盛している」というように、商売に特に良く使われます。

商売繁盛のニュアンスは、儲かっているということがあります。

一方、繁忙期は焦点を忙しいことに当てています。

そのため、儲かっているかは別問題になります。

忙しくても、全く給与が上がらないこともあるでしょう。

繁盛期の期については、間違えて記と記憶している方もいるのではないでしょうか。

というのは、「細うで繁盛記」というテレビドラマが1970年代にあったためです。

このときの記の意味は、記録ということです。

意味合いとしては、「繁盛させた物語」ということで使われています。

繁忙期の類義語とは?

ここでは、繫忙期の類義語についてご紹介します。

書き入れ時

書き入れ時の意味は、商売に忙しいときです。

もともとの意味は、儲けが最も多く期待されるときというようなことです。

これは、取引の数値などを昔は帳簿に書き入れるためです。

帳簿に書き入れるのは、商売の売れ行きがいいときほど多く帳簿に書き入れるでしょう。

そのため、書き入れ時は、儲けが期待されるとき、つまり商売が忙しいときにいわれるようになりました。

稼ぎ時

稼ぎ時の意味は、忙しい商売が繁盛する時期です。

お客さんが多く来る時期は、その分多く儲けることができるでしょう。

忙しくなる時期であるため、「稼ぎ時であるため頑張ろう」などと多く売ったり、サービスしたりするときに使います。

繁忙時間(帯)

繁忙時間(帯)の意味は、仕事が忙しい時間(帯)です。

例えば、「ランチタイムが繁忙時間」などと飲食店では使います。

ラッシュアワー

ラッシュアワーの意味は、交通機関が混み合う時間帯です。

通学者や通勤者が多く、朝と夕方の電車などが混み合う時間をいいます。

最繁時

最繫時の意味は、通信回線などが混み合う時間帯です。

多くの人などが電話をするようになり、電話網の設備や通信回線が最も混み合う時間をいいます。

繁忙期の英語表現とは?

「Busy season」が、繁忙期の英語表現になります。

「Busy」の意味は忙しい、「season」の意味は時期であり、繁忙期を表現する状況で使います。

例えば、「Summer is a busy season.」の意味は、夏は繁忙期であるということになります。

また、「Busy season」の他にも、「high season」(最も忙しい時期)や、「Peak season」(絶頂期)などもあります。




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