「運びとなりました」の意味とは? 使い方や注意点などを解説


運びとなりましたの意味とは?

運びは、物をあるところから別のところに移すこと、歩くこと、足を運ぶこと、物事を進めること、進み具合などという意味になります。

使い方としては、仕事の運びが良くない、わざわざお運びいただいて恐縮です、運びをつける、などがあります。

なお、〜となりが後ろに付いて運びとなるになれば、ニュアンスがちょっと違います。

となりましたの意味は、変わった結果、結果としてある役目を果たすということであるため、運びとなりましたの意味は、上手く・無事に〜することが決定しました、ということです。

また、運びとなりましたのニュアンスとしては、希望とは違った結末を迎える、予想とは物事が違った進展を見せる、などという意外性のものが含まれます。

運びとなりましたの使い方とは?

ここでは、運びとなりましたの使い方についてご紹介します。

退職や結婚を知らせるときに多く使う

運びとなりましたを最も多く使うのは、退職や結婚の報告です。

例えば、結婚の運びとなりましたという方が結婚することになりましたよりも丁寧なイメージ、改まったイメージを与えるため、ビジネスシーンで多く使われるようです。

このように、割合大きなイベント・事柄に使われるのが特徴で、例えば個人的な事柄の「海外旅行の運びとなりました」などのように使うことはありません。

例文としては次のようなものなどがあります。

  • 「私事ではありますが、この度退職の運びとなりました。」
  • 「この度、異動で名古屋支店に赴任する運びとなりました。」
  • 「私事ではありますが、この度結婚の運びとなりました。」

ビジネスシーンでは、事務所移転や転勤以外に、大きなイベントの周年パーティなどの開催が決定したときなどにも使います。

想定外であるという意味合いも含む

運びとなりましたは、喜ばしいことのみでなく、お店を閉めたり、サービスを終わったりするというような良くない知らせに対して使うときもあります。

このときは、想定外であるという意味合いも含みます。

例文としては次のようなものなどがあります。

  • 「当店は皆様に長きに渡って愛されてきましたが、今月末をもって閉店の運びとなりました。」
  • 「誠に勝手ながら、今月末でサービスを終わる運びとなりました。」

つきましてはとセットで使うことが多い

運びとなりましたは、つきましてはとセットで使うことが多くあります。

例文としては次のようなものなどがあります。

  • 「誠に勝手ながら、ポイントサービスは12月末日で終了の運びとなりました。つきましては、12月末日までに現在お持ちのポイントはご利用いただきたくお願い申し上げます。」
  • 「この度、弊社創立10周年記念パーティを行う運びとなりました。つきましては、普段からご愛顧いただいております皆様にはぜひご来場いただきたく存じます。」

敬語でも運びとなりましたは使える

運びとなりましたは、敬語表現と一緒に使っても問題ありません。

表現をより丁寧にしたいときは、申し上げますやいたしますなどの言葉を文末に入れるといいでしょう。

例文としては次のようなものなどがあります。

  • 「この度、結婚の運びとなりましたことをご報告申し上げます。」

なお、文章に運びとなりましたを多く使うと読みにくくなります。

文書の最初などに1か所だけ使って、それ以降は表現を変える方がいいでしょう。

運びとなりましたを使うときに注意することとは?

運びとなりましたは使い方を間違うと、相手が不快になることもあります。

ここでは、運びとなりましたを使うときに注意することについてご紹介します。

個人的なことには使わない

一般的に、運びとなりましたは大きな決定事項に使うときが多くあります。

仕事の進捗報告やスケジュール変更などで使うのは問題ありませんが、個人のことを伝えるときに使うのは適していません。

例えば、「明日は病院に行くため、お休みさせていただく運びとなりました。」などのような使い方をすれば、大げさなイメージを与えます。

多く使わない

運びとなりましたという表現は、初めのスケジュールが変わって、予想外の結果になるときに使うため、多く使わないようにしましょう。

ビジネスシーンでは、仕事についての変更が多いのはマイナスのイメージを与えてしまいます。

また、進捗状況のやりとりが普段からできていないときに使うと、勝手に決定したと考えられることもあります。

運びとなりましたの類義語とは?

ここでは、運びとなりましたの類義語についてご紹介します。

~の次第となりました

~の次第というのは、物事の経緯や成り行きを表現する言葉です。

~の次第となりましたとこれがこのようになったという経緯を表現すると、スマートなイメージになります。

次第という言葉の意味は、状態が変わるということがあり、何かが変わったことを表現するときに使います。

例えば、「本人の不注意が事故の原因でした。会社としては重く事態を受け止めて本人を出勤停止とする次第です。」などというように、~次第となりましたで物事の経緯や結論までの物事の成り行きを表現します。

~の次第となりましたの方が、~となりましたよりもちょっとビジネス感も増します。

しかし、~となりましたの方が普通の用件のときは適しています。

~の次第ですは、事故や事件などのときに使います。

~となりました

~となりましたは、最も日常的で、そうなることを相手もだいたい予想していただろう、あるいは、それほど意外とは考えないだろう、というような内容のときに使います。

~となりましたは、単純に何かが何らか変わったということを伝える言葉です。

ビジネスシーンでは、例えば、本日の午後に商談は変わりました、本日の打ち合わせは明日に変わりました、などのように日常的に使われています。

変化がないときには使わないように注意しましょう。

例えば、もともと明日の午後に開催されると決定している会議が変わりなく開催されるという報告では、明日の午後の会議は予定通りに開催します、ということになります。

しかし、明日の午後の会議は予定通り開催されることとなりました、とすれば、予定通りに開催されない可能性があったのかと相手は考えます。

余計な誤解を相手に与えないためにも、~となりましたは変わりがないことには使わないようにしましょう。

運びとなりましたの英語表現とは?

「it was decided」が、運びとなりましたの英語表現になります。

「it was decided」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「Today it was decided my long waited retirement.」(本日を持ちまして会社を辞めさせていただく運びとなりました。)




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