「殿堂入り」の意味とは? 由来・語源、使い方などを解説


「殿堂入り」の意味とは?

「殿堂入り」は、簡単にいうと「名前を功労者名簿にプラスして称えること」です。

もうちょっと「殿堂入り」を詳しくご紹介すると、次のような意味になります。

  • 功労者名簿に、特に素晴らしい業績をその分野で上げた人の名前をプラスして称えること
  • 毎回トップを人気投票などで取り続けるなど、不動の人気を長期間獲得しているものを別格で扱うこと

人気投票のときは、一般的に「殿堂入り」すると候補から次の投票で外されます。

そのため、「殿堂入り」すると、自動的に連覇記録などがあっても途絶えてしまいます。

「殿堂入り」の由来・語源とは?

もともと「殿堂入り」の殿堂は、立派で大きな建物という意味でした。

また、殿堂は仏様や神様を祀る建物を表現する言葉でもあります。

この意味から派生して、優れたものを特定の分野で集めた建物、中心的な役割をその分野で果たすところを殿堂というようになりました。

そして、その分野の「殿堂入り」は、価値がこの殿堂に納めるだけあると認められたものをいうようになったといわれています。

「殿堂入り」の使い方とは?

ここでは、「殿堂入り」の使い方についてご紹介します。

人やモノに対して「殿堂入り」は使う

「殿堂入り」は、高い業績を人が上げたときに使う以外に、音楽や映画、サービスや商品などにも使います。

例えば、数年間に渡ってシリーズ版の映画やドラマが継続していたときや、マーケットで商品の売上が過去最高になったときなどにも使います。

そのため、「殿堂入り」は世間的に非常に評価や人気が高いものごとに「栄誉」を称える意味で使うのが適切でしょう。

むやみに「殿堂入り」を使わない

「殿堂入り」は、世間的に高く成果や功労を評価された人のみがもらう「勲章」のようなものです。

「殿堂入り」は、鍛錬や努力を積み重ねて、技術と実力の高さでやっと入手した「栄誉あるもの」であるため、安易に普通の成功に対して使うのは適切ではありません。

「殿堂入り」の殿堂は、非常に特別な仏様や神様が祀られる場所であり、格が非常に高い場所です。

適切な栄位を値する物事や人に使いましょう。

相手をからかうために「殿堂入り」を使う

相手の弱点をからかって、「殿堂入り」を使うときもあります。

例えば、会社で多く遅刻がある社員に「遅刻魔の殿堂入りをもうすぐしそうだ」とからかったり、成績が長期間に渡って最下位の社員に「ブービーの殿堂入りをしないでよ」とからかったりするときもあるでしょう。

このように、「殿堂入り」は少しからかったような意味合いで使うときもあります。

「殿堂入り」を使った例文

ここでは、「殿堂入り」を使った例文についてご紹介します。

  • 「先日公開された映画は大ヒットを世界的に記録し、映画界でも興行収入において最短の1ヶ月間で殿堂入りを果たした。」
  • 「殿堂入りを果たすのは簡単ではないが、記録を諦めないで更新し続けると、殿堂入りも間違いなく実現できる。」
  • 「最もプロ野球界で有名な選手が長年の功労を認められて、殿堂入りを見事に果たした。」
  • 「営業成績トップを10年間記録した社員は、殿堂入りに値する栄誉であると社内でいわれている。」

「殿堂入り」の英語表現とは?

スポーツの分野で「殿堂入り」はよく使われますが、「hall of fame」が偉業をスポーツ界で成し遂げたり、記録を長年に渡って更新したりしている選手に使われます。

また、「殿堂入り」という表現は、過去最高に楽曲のCDや書籍などが売れたようなときにも使うことがあります。

しかし、このときは簡単に「great hit」「best-seller」「blockbuster」などを使います。

「殿堂入り」を使った例文としては、次のようなものがあります。

  • 「She was enshrined in the Hall of Fame in geometry.」(幾何学の分野で彼女は殿堂入りした。)
  • 「Here are sumo wrestlers that ended up in the Hall of Fame as listed below.」(殿堂入りを相撲界でした力士は次の通りです。)
  • 「This movie series have been continued for more than 10 years so we should call it best-seller.」(この映画は10年間以上も継続した殿堂入りのシリーズである。)

NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)の「殿堂入り」とは?

「殿堂入り」というのは、基本的に非常に名誉がある称号で、プレイヤーのみでなくレフェリーやコーチにも与えられるものです。

バスケットボールの歴史を後世に繋いでいくための称号ともいえるもので、式典や選考が毎年行われます。

なお、「殿堂入り」の意味は名前がアメリカのマサチューセッツ州にある「バスケットボール殿堂」に刻まれることです。

バスケットボールを考えた人として有名なジェームズ・ネイスミスの名前を冠して、「バスケットボール殿堂」は「ネイスミス・メモリアル・バスケットボール殿堂」と正式にいわれています。

NBAの「殿堂入り」の選手になる条件

NBA の「殿堂入り」の選手になる条件としては、選考に受かることが必要です。

選定審査委員会とオナー委員会での選考に受かると「殿堂入り」になりますが、初めの選考の選定審査委員会に挙がるには、3年間が引退してから経っている必要があります。

「殿堂入り」の候補になる資格は、引退してから3年間以上経っていると獲得することができます。

なお、「殿堂入り」が確定しても、剥奪されることもあります。

また、「バスケットボール殿堂」にはNBAの選手以外にレフェリーやコーチなども選出されます。

アメリカの国籍でなくても、アマチュアの選手でも選出されるときがあります。

選手以外にも「殿堂入り」するバスケットボールの関係者もいますが、コーチのときはコーチングキャリアが25年以上あり、しかも60歳以上であるという決まりもあります。

毎年NBAの「殿堂入り」の記念式典が開催される

毎年夏のシーズンに、NBA の「殿堂入り」の記念式典は開催されています。

豪華なプレゼンターも、「殿堂入り」した本人以外に出席するため話題になっている式典です。

例えば、レジー・ミラーが2018年に「殿堂入り」したレイ・アレンのプレゼンターに出席しました。

レイ・アレンは、2018年~2019年のシーズンに歴代で最も多い2,973本の3Pを成功させています。

プレゼンターのレジー・ミラーは、記録をレイ・アレンが作るまでに歴代で最も多い3Pの成功数の記録を持っていました。





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