「コンセプト」の意味と使い方とは?類義語や英語表現を解説


「コンセプト」の意味とは?

「コンセプト」という言葉はよくビジネスでも使われますが、どのような意味があるのでしょうか?

「コンセプト」は日本においてもカタカナ語として普及してきていますが、もともとの語源は「concept」という英語です。

「concept」を日本語に訳すと「概念」になります。

「概念」という言葉はちょっとわかりにくいでしょうが、意味は「大まかな物事の意味内容」になります。

そのため、「コンセプト」の意味は、「物事の意味内容」になります。

もうちょっと「コンセプト」をわかりやすくいえば、「基礎的な考え方」になります。

特に、ビジネスの企画や宣伝というような現場では、「コンセプト」という言葉がどのような考え方をベースにして商品を立案したかを説明するときに使われます。

例えば、「このレストランのコンセプトはイタリアです」といえば、カフェのメニューや内装だけでなく、店名、外装、ユニフォームなどでイタリア風に仕立てているという意味になります。

「コンセプト」の使い方とは?

「コンセプト」は、企画プランのときに特に使われる言葉です。

企画プランというようなビジネスシーンにおいては、どのような考え方をベースにして立案したかという「考え方の中心になるもの」を説明するときに使われます。

「コンセプト」を決定するというのは、指針として企画プランを進める上において機能するのみではありません。

「このような価値をこのお店に行くとサービスしてくれる」というように顧客に対しての「コンセプト」をはっきりと決定することは、その企画プランが失敗しないための大切な一つのポイントになるでしょう。

ここでは、「コンセプト」の使い方についてご紹介します。

「コンセプトにする」

「海をコンセプトにする展示法である」といえば、海や島などというように「基本的な展示の考えとして海を据える」という意味になります。

「コンセプトに決定する」という表現も、「コンセプトにする」という表現以外によく使われます。

これ以外にも、「コンセプトに採用する」というような表現を使うときもあります。

「コンセプトを考える」

「コンセプト」という言葉は、一般的に「新しい企画プランのコンセプトを考える」というように使います。

このときの意味は、「基本的に新しい企画プランの方針を考える」ということになります。

「コンセプトを考える」は、よく「目的を考える」と間違われるときがありますが、「コンセプト」と「目的」は意味合いが違っています。

「目的」の意味は「こうしたい」「こうありたい」という最終の目標ということですが、「コンセプト」の意味は「基本的な全体を通じた考え方」ということです。

そのため、「コンセプト」の意味は、一貫した最初から終了までの考え方であることで違います。

「デザインコンセプト」

「名詞」に「コンセプト」をプラスして「デザインコンセプト」というように使うときもあります。

このときの意味は、「名詞」の基本的な考え方・思想になります。

「海のデザインコンセプト」といえば、「海をデザインの基本的な考え方として使った」という意味になります。

「デザインコンセプト」同じようなケースとしては、次のようなものなどがあります。

  • デザイン・機能など全体の製品に使った考え方である製品コンセプト
  • ブランドの全体に共通する考え方であるブランドコンセプト
  • デザイン・機能など全体の商品に使った考え方である商品コンセプト

「コンセプトカー」

「コンセプト」に「名詞」をプラスしたスタイルでも、「コンセプト」は使うことができます。

例えば、「コンセプトカー」といえば、「基本的なメーカーの考え方が詰まった車」で、今後のメーカーの商品開発の方針を示すモデルカーになります。

「コンセプトカー」と同じようなケースとしては、次のようなものがあります。

  • 実験的・試験的な新しい取り組みであるコンセプトモデル
  • 新しい小売業界における会社の考え方を使った試験的なお店であるコンセプトショップ

「コンセプト」に「名詞」をプラスした表現としては、このように会社の経営方針や理念を表現したものというような意味合いも含まれています。

「コンセプト」の類義語とは?

ここでは、「コンセプト」の類義語についてご紹介します。

「プラン」

基本的に「プラン」の意味は「計画」ですが、「計画」の意味も非常に「コンセプト」の意味に近くなっています。

「プランを立案する」というときは、「成果を何らか期待してプランを立案する」ということになるので、基本的な考え方は「何のためにプランを立案するか」ということになります。

そのプランの大切なポイントがこの「何のために」ということにあり、「コンセプト」の大切な意味合いが基本的なそのプランの始まりの箇所に隠されているときが非常に多くあります。

「目的」

基本的に「目的」と「コンセプト」の意味は深い関係があるとされており、「コンセプトが生まれるのは目的があるためである」という考え方によって、切り離せない関係が両者にはあるというようになっています。

「目的」の内容を明らかにしていくうちに、そのプランに隠れている「コンセプト」がわかるときが多くあり、その目的を成し遂げるための理想や意図などが「コンセプト」にそのままなっているときが多くあります。

「テーマ」と「」コンセプト」の違いとは?

「テーマ」は「コンセプト」と同じような意味の言葉です。

例えば、「テーマ」の使い方としては、「このプロジェクトは海がテーマです」などというようなものがあります。

「テーマ」と「コンセプト」は類義語のように思えますが、意味合いが正しくは違っています。

「テーマ」の意味は、「メインになる内容」「主な内容」ということになります。

一方、「コンセプト」の意味は「基本的な考え方」「全体的な考え方」であり、一貫して物事にあるもので、全体の内容に共通することが「テーマ」とは違います。

そのため、使うときは意味する内容が違うため注意しましょう。

「コンセプト」の英語表現とは?

「concept」が「コンセプト」の英語表現になります。

「○○のコンセプトは~です。」というときは、「The concept of ○○ is ~.」と表現できます。

「concept」の例文としては、次のようなものがあります。

  • 「The concept of this tour is enjoying a relaxing trip.」(この旅行のコンセプトは旅をゆっくり楽しむことです。)
  • 「We displayed a concept car named the Transition at the event.」(そのイベントで自社はコンセプトカーとして「トランジション」というものを展示した。)




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